低い予算で使える発振器を作ろう
キットを使った簡易発振器です。意外と便利です。
オーディオアンプを製作し最低限動作を評価するためにかかせない測定器として、発振器と交流電圧計があります。あまり高い精度を要求しない限り、この2者に関しては比較的簡単に製作する事ができます。特に発振器に関してはキットも多く発売されており一度は作ってみましょう。
最初にウィーン・ブリッジを使った発振器を紹介します。この、発振器はたびたびホームページ中に登場するサトー電気さんのオリジナル・キットです。このキットの特徴はAGCに電球を使用している事です。電球を使用したAGCは簡単でしかも低歪みを実現できます。回路図は著作権の関係で掲載しませんが、大体予想が付く事と思います。(今度許可を取って掲載します)以下が配線の様子です。
小さい基盤にOP−Amp一つです。基板は10分ほどで完成します。
簡単な仕様
歪み率 |
0.1%以下 |
出力レベル変動 |
1dB以下 |
H レンジ |
1KHz〜20KHz |
L レンジ |
50Hz〜1KHz |
電源 |
006P×2 |
1999/06/08 田村