何を聴いているか分類

 何をもって、良い音といってるか、良く聞いて見ると実は十人人十色で皆違う。唯、注意深くいろいろな人の話を聞くと、大きく二つの聴き方がある事はどうやら間違いないと思う。(確認している中では) 話が解り難いので、言い方を変えると、何に注意をはらって聴くかと言うこともう少しピンと来ると思う。たぶん、どんな人でも聴くポイントがあると思う。

  1. 過渡現象がはっきりしていると良い音と認識するグループ (私はこのグループです)
     
     過去に楽器をやった人に多いタイプ。過渡現象がはっきり聞こえるとそれだけで良いと判断。どちらかというと小編成を好む。帯域や低ひずみはどうでも良い。
     
  2. 帯域が十分で、歪が少ないと良い音と判断するグループ (ハッキリ言ってよく解らないので推測)
     
     ホールでオーストらが好きかもしれない。帯域と低ひずみがポイントかもしれない。過渡現象はどうでも良いのだとなんとなく思う。
     

 と、こんな具合。これは、幾つかの事例と経験からの分類なので私が考える事で事実かどうか解らない。ただ、自分の好いと思う音と、全く違う世界に生きている人が沢山居ることは事実らしい。どうしても話が推測となるのは、自分では2番のグループに関しては全く解らないからだ。この全く解らないという部分が問題で、相手の立場で想像する事も不可能と思われる。また、訓練して解るといった事とは別次元の話だと思う。(男と女の違いと似ていて理解できない)この分類に関しては二つで終わらないと思う。実際にはもっと沢山あり、大分類の中でも細かく分けることができ最終的には個人の感性に結びつくと思う。
 
 よく、アンプの試聴をやっていると、いろいろとケチを付ける人がいるが、他人の好みに大して理解不能であるとするなら、ある程度仕方ない事と思う。(但し、良識があるなら、歩み寄る事の方が大切と解ると思うが・・)
 
 たぶん、自分の好みに合った音を聴くと、リアルとか、好ましいとか、迫力が・・といった判断となると思う。だから、自分の好みを知っておくことは、好い音を聴く為の重要な要素だと思う。また、それ無しには好い音に巡り会うことは難しいと思う。

 

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